本屋大賞.com

全レビュー・口コミ件数:341件

本屋大賞に特化した書籍(本・小説)の口コミ・レビュー・ランキング【非公認】ファンサイトです。歴代の本屋大賞受賞書籍や、著者の関連書籍をデータベース化しています。各種ランキング機能により、読者から実際に評価の高い書籍や、おすすめの書籍を簡単に見つけることが出来ます。

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

古川日出男

2006年度本屋大賞部門
第8位

クチコミ( 1

キスカ島に残された四頭の軍用犬北・正勇・勝・エクスプロージョン。彼らを始祖として交配と混血を繰りかえし繁殖した無数のイヌが国境も海峡も思想も越境し、“戦争の世紀=20世紀”を駆けぬける。炸裂する言葉のスピードと熱が衝撃的な、エンタテインメントと純文学の幸福なハイブリッド。

クチコミを書く

「ベルカ、吠えないのか?」 の評価/クチコミ

ぐらんさんの評価:

謎のロシア人に拉致された少女。そのロシア人は大量の犬を育てていました。平行して語られる、軍用犬とその末裔の犬たちの物語。2つの話は合流し、一つの結末へと収束します。

広義の歴史ものではありますが、犬による現代史を描き出すところがとても挑戦的です。主人公は犬であって人間は脇役にすぎないストーリー。ぶっとんだ歌詞のような文体とともにハイスピードで世代交代を繰り返す犬たちがかっこいいです。とにかく犬の本。

ページ数は文庫の標準よりやや薄めですが、短い物語であることを忘れそうな重厚なストーリーがありました。とにかく濃い。そして強い物語でした。

ただ、文章がものすごく独特なので、ダメな人はダメかもしれません。文体にハマりさえすれば面白いことは保証できるのですが。あと綺麗に展開してめでたしめでたしというタイプの本ではないので、読書初心者にはおすすめしづらいです。

逆に「ハイテンションな話が読みたいな」という人がいればおすすめできます。

閉じる

コメントを投稿する

※投稿されたコメントは管理者のチェック後、サイト上に反映されます。内容に依り削除・編集させて頂く場合が御座います。

送信する

2006年度本屋大賞部門の他の書籍

2006年度本屋大賞部門ランキングを見る >

受賞年度別

著者別