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失われた町

失われた町

失われた町

三崎亜記

2007年度本屋大賞部門
第9位

クチコミ( 1

ある日、突然にひとつの町から住民が消失した―三十年ごとに起きるといわれる、町の「消滅」。不可解なこの現象は、悲しみを察知してさらにその範囲を広げていく。そのため、人々は悲しむことを禁じられ、失われた町の痕跡は国家によって抹消されていった…。残された者たちは何を想って「今」を生きるのか。消滅という理不尽な悲劇の中でも、決して失われることのない希望を描く傑作長編。

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「失われた町」 の評価/クチコミ

まこさんの評価:

『となり町戦争』がとても面白かったので、一も二もなく購入し、一気に読了しました。

感想は、微妙ですね。『となり町戦争』もそうなのですが、この作家の想像力や発想は目を瞠るものがあるですが、作家としての文章力に少し難があるというか・・・。構成にも納得いかない個所がありました(例えば、プロローグとエピローグを逆さまにする必然性があったのか、釈然としないものがありました)。

難解な単語や風習の話を頻出させることで、オカルト的雰囲気を醸し出そうとしたのだろうと思いますが、安っぽい三流SF小説のようになってしまって逆効果だったのではないでしょうか。

特別な能力を持った天才やその他選ばれた人々を、意味もなく悩ませたり、おちゃらけさせたりする手法は、ノーベル賞を狙っておられる大作家のそれに似ていなくもないのではないでしょうか。

導入部分が良かっただけに少し残念な印象を払拭しきれず、微妙な読後感だけが残ってしまいました(もう少し大人の鑑賞に耐え得る作品を書いて頂きたいと思います)。

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