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晴天の迷いクジラ

晴天の迷いクジラ

窪美澄

2013年度本屋大賞部門
第6位

クチコミ( 1

デザイン会社に勤める由人は、失恋と激務でうつを発症した。社長の野乃花は、潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。死を選ぶ前にと、湾に迷い込んだクジラを見に南の半島へ向かった二人は、道中、女子高生の正子を拾う。母との関係で心を壊した彼女もまた、生きることを止めようとしていた――。苛烈な生と、その果ての希望を鮮やかに描き出す長編。山田風太郎賞受賞作。

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「晴天の迷いクジラ」 の評価/クチコミ

華子さんの評価:

ページ数と題名に惹かれて読もうと思ったのが、この本との出会いのきっかけです。今思えばちょうど今の自分の気持ちにピッタリな一冊でした。ページを開いて数ページ読んだ瞬間「さすが本屋大賞に入賞するだけのことはあるなあ……!」と直感的に感じました。とにかく、作者の「情景描写・感情表現の巧みさ」に強い衝撃を受けました。この作品は主に「母親が子供を想う気持ち」と、それに反抗する「思春期の子供の気持ち」が丁寧に描かれておりますが、特に「女性の感情表現」がとてもリアルで、素直に何度も頷きながら読んでいました。また「死」についても、深く考えさせられる「言葉」ばかりで、所々、涙腺が緩む場面もありました。また、主人公の男性の性格や言動が、自分と似通っているせいでしょうか。この本で一番共感できたキャラクターでした。何と言っても、最後に男性が、勇気を振り絞って少女を助けるシーンは必見です。「人生を投げ出したくなった時」「辛いことや悲しいことがあった時」そんな時に是非、読んでいただきたい一冊です。

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