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百年法

百年法

山田宗樹

2013年度本屋大賞部門
第9位

クチコミ( 1

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。すがりつくように“永遠の若さ”を得た日本国民。しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律“生存制限法”も併せて成立していた。そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の“死の強制”が、いよいよ間近に迫っていた。経済衰退、少子高齢化、格差社会…国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。

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「百年法」 の評価/クチコミ

イックさんの評価:

 人類の永遠の願いとも言える不老不死が実現した世界を描いている作品で、幸せいっぱいの世界なのかというとそうではないんです。そこが妙にリアリティがあって面白いと思いました。不老不死の技術を手にいれた人類ですが、そうなると人が増えすぎてしまうので作られた法律が100年法でつまり100年経ったら死なないといけないんです。

 一見SFとも言える設定なんですが、あまりに完成度が高くてまるで近未来を見ているようにさえ思えてきます。私達からみたら100年も若いままで生きれたら十分じゃないかと思うのですが、死を前にしての人間の心理描写等が書かれていて興味深い作品です。上下巻で結構長い文章なのですが一気に読めますし、またとても考えさせられる作品だとも思いました。

 ただ様々な視点から描かれ、時代が世代交代していくので、しっかり物語にくらいついていかないと分からなくなります。それと国家規模での話しや生命をテーマにしているので少し文章が固めで難しい部分もあったかなといった印象を受けました。

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