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船に乗れ!

船に乗れ!Ⅰ

船に乗れ!

藤谷治

2010年度本屋大賞部門
第7位

クチコミ( 1

若きチェリスト・津島サトルは、芸高受験に失敗し、不本意ながら新生学園大学附属高校音楽科に進む。そこで、フルート専攻の伊藤慧やヴァイオリン専攻の南枝里子と出会った津島は、夏休みのオーケストラ合宿、初舞台、ピアノの北島先生と南とのトリオ結成、文化祭、オーケストラ発表会と、慌しい一年を過ごし…。本屋大賞にノミネートされるなど、単行本刊行時に称賛を浴びた青春音楽小説三部作。

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「船に乗れ!」 の評価/クチコミ

TOMBOさんの評価:

 母方の親戚が音楽一族という環境に生まれた主人公、津島サトルは、チェロで芸大附属音楽高校を受験したけれど、不合格となり、不本意ながら祖父が学長をつとめる新生学園大学附属高校音楽科に進みました。主人公の津島サトルの設定は、ほぼ作者の藤谷さんご自身ということで、高校時代を回顧しながら、そこでの生活が友情、恋愛、哲学などを通して描かれていて、重くなく、とても読みやすいものでした。

 私は大学の管弦楽団に所属しただけで、音楽専門の学校のことはわかりませんが、オーケストラでの出来事や、弦楽器に関しては共感できる部分も多く、若き日を「そうそう」と思い出して、楽しく読むことができました。作品に出てくる曲が丁寧に扱われ、作者の藤谷さんの音楽に対する愛情もうかがえました。とりあえず、メンデルスゾーンのピアノトリオは聴いてみたいと思いました。

 作者の藤谷さんは私と年齢が1歳しかちがわないため、時代背景も同じでますます引き込まれました。音楽に携わった人にはもちろん、それほどくわしくない人でも青春小説として読みやすいと思います。

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