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全レビュー・口コミ件数:341件

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4TEEN

4TEEN

4TEEN

石田衣良

2004年度本屋大賞部門
第6位

クチコミ( 2

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

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「4TEEN」 の評価/クチコミ

イックさんの評価:

この作品は確か直木賞を取った作品で、私も直木賞受賞後に図書館で予約をかけた口です。だから予約者がすごく多くてそうなると待った分だけこちらは期待値が高まっているからでしょうか、期待していた程ではないというのが正直な感想です。

 タイトルの通り14歳の少年4人の物語で、主人公のテツローと秀才タイプのジュン、早老症とう難病にかかったナオトと身体が大きく大食いのダイ。

 そんなタイプの異なる4人の1年間が八つ短編で描かれています。まさに青春モノの王道といった感じでしょうか?とても読みやすいし、面白くないことはない。十分に魅力的な物語だと思うのですが、個人的な好みとして私はどっぷり嵌れる長編集が好きなんです。短編はプツリプツリと途切れる感じがして少し淡白な印象を受けます。

 私の個人的な好みは置いておいて、14歳というのはとても微妙で繊細な生き物だなとしみじみ思いました。大人でもなく子供でもない。一番敏感で傷つきやすく感受性が強い年齢なのだと思います。

エゾシカオさんの評価:

4人の少年たちの成長を書いているのですが、最初は正直に言って子供向けかと思いました。もちろん登場人物が中学生なので、その年頃の子を意識しているのかもしれませんが、ちょっと展開が強引過ぎる気がしました。ただ読み進めていくと、一人一人の性格がはっきりしてきて、徐々に感情移入できるようになる後半はとても面白かったです。14歳の頃は、子供が大人になり始める時期ですが、登場人物達はみんな純粋で、想像ですが今どきの中学生だとこんな単純では無い気がします。自分が中学生だった30年前、もしくはもっと前の中学生なら近いのかもしれませんが。ただ現代のファンタジーとして読むのであれば十分で、少年たちの純粋さと一生懸命さに感動するのはむしろ中年以上の大人たちなのかもしれません。そういう意味では、ターゲットをしっかりとらえた作品と言えるのかも。少年たちに感情移入し難い前半を乗り切れば、彼らの性格を把握できた後半は一気に読めると思いますよ。

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