本屋大賞.com

全レビュー・口コミ件数:341件

本屋大賞に特化した書籍(本・小説)の口コミ・レビュー・ランキング【非公認】ファンサイトです。歴代の本屋大賞受賞書籍や、著者の関連書籍をデータベース化しています。各種ランキング機能により、読者から実際に評価の高い書籍や、おすすめの書籍を簡単に見つけることが出来ます。

うつうつ

うつうつ

本屋大賞受賞柵の中で「これは面白い」と私が思った一番は井坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』でした。

 堺雅人主演で映画化もされましたが、本を読んだ時には、分厚い本でしたが本当に「一気読み」でした。「オズワルドにされてしまうぞ」というセリフ通りに「首相暗殺」という無実の罪を着せられた主事泣こうがとにかく逃げ回るというだけの話なのです。

 ところがそれに協力する人物が無敵なのか味方なのかが分からず見方だと思っていたら急に寝返ったような態度になったり、寝返ったかと思ったらそれが芝居だったりと、本当にハラハラドキドキの繰り返しのストーリーなのです。砂塵を犯した悪い人が急に助けてくれたり、昔の大学時代の友達が自分達しか知らない方法で連絡を取り合ったり、昔助けたアイドルが絡んできたりと、登場人物も多いのです。しかし、だからといって誰がたれだかわからなくなるようなこともなく、スムーズに話に溶け込んでいけるの はやはり作者の力量りぁわられなのだと思い感心しました。また、映画でも出てきましたが主人公が父のもとに「痴漢は云々」(ネタバレになるので書きません)という手紙を送った時には、これまでのハラハラドキドキからのどんでん返しの涙涙・・・でした。

 『ゴールデンスランバー』というのが「穏やかな眠り」という意味で、ビートルズの最後のアルバムに入っている曲だという事もこの本で知りました。主人公が危機に何度も襲われながらも最後には・・・という意味や、中心になる大学時代の友達が「ビートルズ」と同じ四人だという所もよく考え売られたところなのだろうなぁと感心してしまいました。読み終わってから思わず「ゴールデンスランバー」という曲の入っているビート馬頭の「アビーロード」というCDが聞きたくなり、レンタルではなく、自分の手元に置いておきたくて買ってしまいました。余談ですが、こちらも名曲でした。

2015年1月21日

受賞年度別

著者別