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百田尚樹の本で最初に読んだのが「永遠のゼロ」でした。

深く感動し、涙しました。もちろん、私の中の評価は
五つ星です。

このイメージのまま、プリズムを読みましたが、
まったく異なる世界観ながらもやはり五つ星でした。

この作家の本はページをめくる手をとめることができなくなります。展開が気になってしょうがないのです。

恋愛小説でもありますが、多重人格の苦悩、本当の被害者は誰なのか、と考えさせられるテーマでした。

何がこの主人公にとって一番の選択なのか、とても
難しかったです。

古い洋館という設定がなんとなくレトロで、自分にとって懐かしい昭和の世界に浸ることができました。

最近の小説に多くある展開の激しすぎるストーリー
とは違って、主人公の心境の変化が丁寧に描かれている
部分も好きでした。男性の作家なのに、女性の心情がうまく

描けているとも思いました。女性の心情ということでいえば、
「モンスター」もとてもよく描けています。

さすが、です。

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