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角田光代さんは、数々のヒット作品を生み出していますが、

私自身が面白いと思ったのは、「八日目の蝉」と「森に眠る魚」です。

八日目の蝉の主人公はいわゆる誘拐犯で、社会的に許される行為ではありません。

それでも、なぜかこの主人公を応援さえしたくなってしまったのは、同じ子どもを育てている境遇ゆえでしょうか。

子どもを育てるということが、考えている以上に大変なんだと

気づかされました。私のように夫の収入を頼りながら、ではなく、自分で働きながら、各地を点々としながら、子どもを育てる、ということがいかに大変か。何にも守られることなく、子どもを育てることがいかに大変か、ということに気づかされました。

そして、大人になった娘は主人公に対して複雑な感情を抱いています。主人公の行為はまさに無償の愛、です。

子どもを誘拐されてしまった両親や、子ども自身に対しては

もちろん同情の余地があるのですが、やはり主人公を擁護したく

なる気持ちを否めませんでした。01211234

2015年1月21日

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