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『対岸の彼女』を読んだ後、すっかり角田光代さんは癒し系の文章を書く作家さんだと信じて疑わずに『八日目の蝉』を購入しました。

読んでみて、内容の衝撃度の凄さにリアルに恐怖を感じて、こんなに感じの違った作品を書ける作家さんなんだと驚いたのを覚えています。

不倫相手の産まれたばかりの娘を誘拐して薫と名付けていた女、希和子の母親では無いのに母親らしさというか母性というかその暖かさは何さ??と心の中がぐちゃぐちゃになります。

母と認識していた人が本当の母では無くて、ある日突然別れがやって来るなんてどれだけ子供(幼児)にとって不幸なんだろう。自分が母親になってから子供が不幸になる話がどうしても辛くて、涙が止まりませんでした。本当に凄くリアルで何でこんな事があるんだろうかと、怒りまで覚えて疲れました。

読んだ当時、我が家にも赤ちゃんが居たので読んでいてしんどくなりました。それ程リアルな作品という事なんでしょう。

2015年2月21日

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